ネイリストが教える正しい足の爪の切り方
爪を切るとき何を使って切っていますか?
ほとんどの方が『爪切り』と答えられると思いますが
それだけで爪を整えてると角が残ってしまったり、痛みが出たりと
トラブルを招いてしまうことに…
例えば、すごく短く切る方もいますがそれは痛みが出てしまう可能性があります。
そして、伸ばしすぎの方は巻き爪の原因に!
じゃあどうすればいいの?正しい長さとは?
トラブルネイルにならない為にお家で簡単に出来る爪の正しい切り方をご紹介します!
準備するもの
・爪切り
よく見かけるのは刃先がアーチ状になっているものですが
足の爪を切る場合は刃先が真っ直ぐになっているものがおすすめです。
アーチ状になっているものは巻き爪の方には爪の端が見えにくく切りにくいため角が残ってしまう原因になる為です。
・爪やすり(ファイル)
地爪を削る場合は目の粗さが240Gのものを選ばれると爪への負担が少ないのでおすすめです。
・ネームペン
爪を切る長さを分かりやすく書くことで切りすぎを防ぐ事ができます。
爪を切る前にする事
まずは横から見て長さの確認!
こうすることで切る長さがわかります。
よく白い部分がなくなるぐらい短く、そして丸く切っている方がいますが
正しい長さとは、皮膚の位置と同じ高さです。
爪の形はスクエアオフ、四角くて角がない形に整えましょう。
痛いから短く切る!は間違いで短く切り続けても痛みがなくなることはありませんので
少しずつ伸ばして四角い形にしていきましょう。
切る長さの確認
ネームペンで切る場所に線を書きます。
切りすぎたり斜めになったりする事を防げます。
爪が斜めに生えている方もいらっしゃいますが
惑わされず指を真っ直ぐに伸ばして線を書いてくださいね。
斜めに整えていると伸びてくる爪も斜めになってしまいます。
指が斜めになっている人は真っ直ぐにするのが難しいのですが
爪の根元で中心を取り十字に線を書いた後、切る部分に線を引くとわかりやすいかもしれません。
爪の切り方
先程書いた線に沿って端から少しずつ切っていきます。
四角く切る為にも爪切りの刃先はストレートの物がいいですね。
百円均一にも売っていますので手軽に購入できますよ。
足の爪は固いのでお風呂上りで爪に水分が含んで柔らかくなっている時に切るのがおすすめです。
手の爪も同様にお風呂上がりに切るようにしましょう。
爪やすりの使い方
ファイルは指の腹で端を軽く持って一方方向に削ります。
この時ファイルの角度は90度。
足の爪の形は四角く整えるため真っ直ぐ削るようにしてください。
力は入れなくても削れます。
サイドの削り方
真っ直ぐ整えた後はサイドを削ります。
この時ファイルを爪の内側に当てて中心に向かって軽く動かします。
削りすぎず左右対称になるように気をつけましょう!
爪を切った後の確認
爪を切った後はファイルを当てて
爪と皮膚が同じくらいの長さになっているか確信します。
この時、サイドも角が残ってないかしっかり確認してくださいね。
角が残っていると皮膚に刺さって痛みが出てしまう原因になってしまいます。
まとめ
足の爪は手の爪と違って伸びるスピードはゆっくりですが
最低でも一ヶ月に一回は整えるようにしましょう。
巻き爪の方や深爪ですでに痛みがある方はご自身で切るのは難しいかもしれません。
間違った切り方をしていると他のトラブルを起こしてしまうかもしれませんので
無理して切らずネイリストに任せましょう。
ジェルネイルじゃなくて、爪切りだけでネイルサロンに行ってもいいの?と思われるかもしれませんが
ネイルサロンは爪を綺麗にする場所なのでケアや爪切りだけでも大丈夫です。
もっと身近に髪を切りに行くぐらいの感覚でネイルサロンに爪を切りに行くって方が増えていくと
トラブルネイルも減っていくのではないかと思います。
足に痛みがあると歩く事も嫌になりますよね?
足の健康は爪を整えることにもつながっていると私は考えています。
ネイルサロンが男性にも女性にもそして高齢者の方にも、もっと身近な存在になりますように。